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このたび、文房具の本を翔泳社さんから出版いたしました。
文房具の本としては珍しく、文章と挿絵のみという「読みもの」でして、カッコいい写真などに逃げられないのが、非常にプレッシャーではありました。
内容は、高木に語らせたい文房具関連ワードをまず編集の古賀さんが60個くらいアップ。これは書ける、これは書けないなど選別しながら、足したり引いたりして100のことばを目指しました。
ちょっとした文具トリビアや文具にまつわる逸話もあれば、単なるわたくしの私見や思いをぶつけたお話もありという感じですが、ふわふわ読んでいるうちに100話あっという間に終わっている、スーパーライトでエッセイテイストの一冊です。(そして読み終わったころにはあなたの文房具愛が少し深まっているはず!)
わたくしの手前味噌な推しポイントは、その可愛いルックスとイラスト。手のひらサイズのハードカバー、しかもピンクの表紙。おじさんが書いた本なのに、この見た目でいいのかとオドオドしてしまいます。
そしてドイツ出身の画家メッツラーさんの挿絵が、緻密なデッサン力に裏打ちされつつ、日本人には描けないニュアンスで、めちゃ味があって素敵。ネイビーとオレンジの2色印刷も、オサレに拍車をかけています。
ぜひ、文房具好きになって欲しい友達や、文具仲間へのプレゼントにもしていただければ幸いです。
発刊記念キャンペーンも展開中。ご購入者様にメッツラーさんのイラストを印刷して楽しめる解像度のデータにしてプレゼント。
https://nouto.co/100words/
また、この機会に新たな試みもしております。
それは、「文章の中身を書写をされているみなさんにご提供」すること。
コロナ以降、毎朝とか夕食後の自分時間などに、書写をして心に癒しを求められる方が増えました。日頃パソコンと向き合って仕事をする方が多い世の中にあって、手書きしながら自分と向き合える、とても良い趣味だと思います。
ただ、お題となる文章は、著作権の関係で勝手に設定することができず、ほとんどが青空文庫と呼ばれる過去の文豪たちの著作権切れの作品から採用しているという現状がありました。
そこで、著者(わたくし)がOKならばまったく問題ないだろうということで、100話のなかから1話ずつ毎日数行、新鮮な現代文でお題を出すことにしたのです。
すると、書写界隈はもともと文房具好きな方が多い土壌であることも手伝ってか、「文房具の文章が書けて嬉しい!」と喜んでいただけるように。ありがたいことです。
ツイッター(X)で毎朝お題を発表しておりますが、ご興味ありましたら、ぜひ
#文100書写
というハッシュタグをご覧になってみてください。数えきれない投稿を見ることができます。
https://x.com/novelty_lab
ツイッターだと投稿が多くて見にくい!という方は、インスタグラムでご覧ください。5題ずつまとめてアップしておりますので、まとめ書きにも便利です。
https://www.instagram.com/nouto_co/
長々と失礼いたしました。
当ショップでお買い上げいただきました方には、もしご希望でしたらサイン的なものを書かせていただきますので、備考欄にその旨とリクエスト(名前や日付の有無など)をどうぞ。もちろん、他店でお買い求めいただいた方にも、いつでもどこでも書かせていただきます。気軽にお声掛けくださいませ。
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その世界にひたり、誰かに語りたくなる
文房具を愛する方に贈る1冊
好きなテーマについてもっと知りたい。日々すぎていく時間の中で、立ち止まって好きな世界にゆっくりとひたり、理解を深めたい。他の人にも知ってほしい、一緒に語りたい。そんな方に向けた新シリーズが始まります。テーマとなる事柄に造詣の深い著者が、その世界にまつわる多彩な「100のことば」をもとに文章をつむいでいきます。本のはじめからでなく興味のあるところから読むことができ、美しいビジュアルを添えた誌面は、贈り物にも最適。それぞれのテーマを愛する人はもちろん、これから知りたい人にもプレゼントしたくなる1冊です。
シリーズ1冊目となる本書のテーマは『文房具』。日本の文房具は、実用品でありながらも嗜好品としても広く愛される存在です。万年筆、ボールペンといった筆記具、情報を書き残すためのノートや手帳。心ときめく、シールや付箋、マスキングテープにスタンプ……。ついつい手にして買い集めてしまうという人も少なくありません。
本書は文房具メーカー代表である著者・高木芳紀が、100のことばを切り口に、文房具の世界を縦横無尽にご案内します。文房具の成り立ちやメーカーの歴史、懐かしのレトロ文具、手書きの世界、手帳・万年筆・インクのトリビア、さまざまな雑学、文具沼の住人や令和のトレンド、世界と日本の文房具について、また業界の過去と未来など、広くて深いステーショナリー・ワールドを堪能してください。
添えられた挿画は、ドイツ出身のイラストレーター、クレメンス・メッツラーさんによる描きおろし。事典の挿絵のように精緻なイラストが、100のことばに花を添えてくれます。パラパラと眺めても楽しめる、上製本の美しい1冊。お手元でぜひお楽しみください。
目次(100のことば)
001 紙の前夜/002 紙の発明/003 文房具と文具/004 聖典とつけペン/005 家康と鉛筆/006 金印とシーリングスタンプ/007 ハンコの色/008 蔵書印のロマン/009 毛筆と石筆と鉛筆/010 日本製の鉛筆/011 シャープペンシルの革命/012 王室とペン/013 伯爵の鉛筆/014 文房具メーカーと動物/015 ぺんてるとサインペン/016 三菱鉛筆と三菱財閥/017 水先案内人と水兵さん/018 コクヨは国誉/019 建築工具とマックス/020 プラスとアスクル/021丸善と文房堂/022伊東屋とItoya/023 ボールペンインキと日本人/024 カラーペンの世界/025 はだいろの鉛筆/026 E E 、E B 、F 、H B/027 パンと消しゴム/028 壊れない文房/029 マスキングテープと3人の女性/030 シールと剥離紙/031 付箋とポスト・イット製品/032 かわいいはんこ沼/033 文房具とタイムマシン/034 ファンシーグッズと女子/035 算盤と電卓/036 虫眼鏡の魅力/037 紙のお道具箱/038 オフィスの家具/039 大人の手書きと道具/040 自分の美文字/041 手帳コツコツ組とスカスカ組/042 連用日記の憂鬱/043 手書きの速度/044 ノートデコ・手帳デコ/045 オリジナル原稿用紙/046 一人の手帳会議/047 手書きの味わい/048 紙の変態/049 ノートの裏抜け/050 紙と筆記具のマッチング/051 文豪と万年筆/052 文房具と毛細管現象/053 調印式と記念ペン/054 乾かない万年/055 モンブランと仏壇/056 金ペンと鉄ペン/057 セルロイドとエボナイト/058 きっかけのご当地インク/059 文化としてのインク沼/060 ガラスペンとつけペン/061 インクの3S/062 インク沼の次/063 郵趣の世界/064 郵便局と風景印/065 文通のコスパ/066 製本の種類/067 コデックス装のひみつ/068 箔押しの今昔/069 ペンは剣よりも強し/070 ダ・ヴィンチのノート/071 廃刀令とベルヌーイ螺旋/072 ローラーボールと大統領/073 昔の名残/074 SNSと文房具/07 5 作家ペンとカンペセット/076 名前のわからない文房具/077 ファイルとホルダー/078 推し活と文房具/079 木軸ペンと中学2年生/080 鉛筆の香り/081 文房具コレクターとセラピー/082 文房具モチーフもの/083 名入れ文具のよろこび/084 ひきだしと文具箱/085 ミュージアムグッズ無双/086 即売会と限定品/087 文具女子という趣味/088 備災と文房具/089 ワークショップのすすめ/090 文房具のアワード/091 ノベルティの王様/092 文房具店員のためいき/093 問屋さんとバイヤーさん/094 有隣堂しか知らない世界/095 世界の文房具好きさんたち/096 台湾と韓国と日本と/097 インバウンドと文房具/098 文房具とコロナ/099 民俗学と文房具/100 文房具の未来
発売日:2025年05月26日
ISBN:9784798186955
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
仕様:四六変(ハードカバー)・224ページ
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